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ユニバーサルファーマシー

ユニバーサルファーマシー(UP)について

ファーマダイワでは、ユニークな取り組みとして、患者様の視点に立ち、"だれもが利用しやすく、わかりやすい表現と表示を用いて、安心・安全なサービスの提供"を目的とし、薬局サービスにユニバーサルデザインを導入した"ユニバーサルファーマシー(UP)"構想を推進しています。その第一弾として、平成14年3月に日本初のユニバーサルファーマシー"UPレインボー薬局"を立ち上げました。今後は、ユニバーサルファーマシーを進化させ、環境にも配慮したサービスの提供にも取り組んでいきます。


Q1:ユニバーサルファーマシーとは初めて聞きましたがどのようなものですか?

薬局は上記の様に、年齢、性別、体格、疾病、あるいは生活スタイルの異なった、多様な人々が利用する施設です。

◆年齢による身体能力の推移
年齢による身体能力の推移

年齢による身体機能のちがいから生じる不具合を感じる人もいます。

20才
視力のピーク
記憶力が高い
手作業など効率、スピードが最大
30才
視力が低下しはじめる
肉体的、精神的な持久力が高い
50才...わかりにくくなる
老眼がはじまる
耳が遠くなり始める
手作業の効率が低下する
70才~...利用しにくくなる、間違いやすくなる
水道のカランやドアノブがまわしにくくなる
杖や壁に頼って歩行する
老眼鏡が手ばなせなくなる
高い音が聞き取りにくくなる
白内障など目の病気にかかりやすい

同じ年齢層でも身長や体形などの個人差から生じる不具合を感じる人もいます。

  • ・妊婦
  • ・背の高い人
  • ・背の低い人
  • ・太った人
  • ・めがねを使用する人
  • ・耳が聞こえにくい人
  • ・ケガをしている人
  • ・車いすを使用する人
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そこで、ファーマダイワは、薬局で患者様が公平にサービスを受けるためには、薬局サービスへユニバーサルデザインを導入することが必要と考え、ユニバーサルファーマシー(略称UP:アップ)を企画しました。このユニバーサルファーマシーにおける基本要項は、利用しやすさ、わかりやすい表示・表現、安心・安全への配慮です。このコンセプトのもと、平成14年3月に、日本初の"ユニバーサルファーマシーを"UPレインボー薬局"として立ち上げました。

ちなみに、ユニバーサルファーマシー(Universal Pharmacy)の略称であるUPは、向上・成長していく期待を込めてアップと呼んでいます。

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Q2:ユニバーサルデザインについて教えて下さい

ユニバーサルデザインとは、性別、年齢、体格、障害の度合いなどの違いを超えて、すべての人が公平に利用することが可能であるように、製品、建物、環境、情報やサービスをあらかじめデザインすることであり、近年商品開発を筆頭にあらゆるの分野で注目を集めています。また、住民サービスの一環として、自治体による取り組みも活発化しています。

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Q3:UPレインボー薬局ではどのような点にユニバーサルデザインが導入されていますか?

第一号であるUPレインボー薬局では、この基本要項にしたがって、ユニバーサルデザインを、薬局アプローチ部分および薬局内設備、サービス提供方法、サービス内容の3つのポイントへ導入しています。薬局アプローチ部分および薬局内設備については、全面バリアフリーとし、車椅子や介助犬をご使用の患者様のご利用を可能としています。

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薬局内の表示もユニバーサルデザイン化し、全ての表示を文字とピクトグラム(絵文字)を併記しています。また、初回ご利用の患者様でも、取り扱いの大衆薬商品がわかりやすいように、文字とピクトグラムや図を併せて用いています。

サービス提供方法としては、車椅子をご使用の患者様、高齢者、乳幼児および介護する方々の負担を軽減するために、ドライブスルー窓口を併設し、ドア-to-ドアサービスを可能としています。お薬が多い方、雨の日で濡れたくない方、お急ぎの方からも好評です。


投薬カウンターにも従来のものの問題点を分析し、種々のニーズに対応するため、高さや奥行きを調節した多機能投薬カウンターに改良しています。これは具体的には、急いでおられる方には、立ったまま簡便に利用することができるエクスプレスカウンター、一方車椅子をご使用の方には高さと奥行きを調節した車椅子専用カウンター、さらに高さを調節し仕切を配置して、座って種々の相談に対応するカウンセリングカウンターの3つのパートから成り立つようにデザインしています。当然ながら、車椅子や介助犬をご使用の患者様の場合、付き添いの方も同時に薬剤師によるサービスを受けられるようにスペースを確保しています。


また、床にも車椅子専用マークを貼り付けて、患者様が認識しやすいように工夫しています。これに加え、当薬局では投薬カウンターだけでなく、より詳細な相談にも対応できるように、プライバシーに配慮したコンサルテーションコーナーも併設しています。当然ながら、このコーナーも車椅子をご使用の方と付き添いの方を同時に対応できるようにしています。

サービス内容にもユニバーサルデザインの導入を試みています。例えば、医薬品情報については、従来の文書による提供方法に加え、薬剤の画像や服薬注意事項のピクトグラムあるいは絵文字を適用した視覚に訴えるシステムを併用し、必要な情報を短時間でわかりやすくし取り組みを推進しています。このシステムは特に処方薬剤数が多い高齢者の方々に有用であると考えています。

また、弱視や白内障といった視力に障害を持たれている患者様が正しく薬を飲んでいただくように、薬袋に極小録音装置を取り付けたボイスメッセージ薬袋についても(株)メディカルケアセンターと共同開発しています。このボイスメッセージ薬袋では、薬を飲む際に指定のボタン(点字)をタッチすると、予め録音されていた服用時点と服用量に関する音声ガイダンスが流れ、正確な服薬を補助します。このシステムは視力障害者だけでなく、在宅医療における介護者やヘルパーの正確な投薬補助においても有用であると考えています。

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